概要

R1850DBは、4インチ・ノメックス振動板ウーファーと0.75インチ・シルクドームツイーターを用いた前傾バッフルのアクティブ2.0です。アナログに加え光/同軸デジタル入力、Bluetooth、サブウーファー出力を搭載。公称は合計70 W RMS、周波数特性60 Hz–20 kHz、SNR ≥85 dB(A)、THD+N ≤0.5%です [1]。

科学的有効性

信頼できる第三者の音響測定（周波数特性、音響THD vs SPL、指向性など）は執筆時点で未確認でした。方針に従い0.5を基準とし、可聴性に関係するメーカー公称値（60 Hz–20 kHz、SNR ≥85 dB(A)、THD+N ≤0.5%〔条件未詳〕、70 W RMS）を明記します。独立測定が公開され次第、反映します [1]。

技術レベル

一般的なアクティブ2ウェイ（内蔵アンプ＋基本DSP）に、光/同軸入力とサブ出力を実装した実用寄りの構成です。MDF筐体のリア・バスレフなど定番設計が中心で、同クラスを超える独自技術は公表されていません [1]。

コストパフォーマンス

一般販売価格（本機）：22,064円（Amazonの国内公式ストア例。本文では円を基準に評価）[5]。
比較対象（同等以上で最安）：Edifier R1280DBs — 光/同軸、Bluetooth、サブ出力、SNR ≥85 dB(A)、51 Hz–20 kHz（より低域が深い）[3]。国内実売の一例は 16,117円（Amazon）[6]。
同等性の要旨：光/同軸/Bluetooth/サブ出力を装備し、帯域（51–20 kHz）とSNRが同等以上です [3]。
計算：16,117円 ÷ 22,064円 = 0.7307 → 0.7。

信頼性・サポート

USAストア表記で2年保証。グローバル展開の販売・サポート網があり、MDF筐体＋少数の可動部という構造は故障リスクが低い傾向です。広範な不具合の公的報告も見当たりません（0.5基準に保証＋構造で+0.2）[2]。

設計思想の合理性

TV/PC用途に直結できるデジタル入力と、必要時に低域をサブへ委譲できるサブ出力という実効性重視の方向性です。測定で裏付けられる利点（入出力の合理化、設置自由度）にコストを配分し、非科学的主張に依存しません。革新性は中庸ながら目的合理性は高いです [1]。

アドバイス

設置では背面10〜20 cmのクリアランスを推奨します。壁際では低域が過多になりやすく、サブ出力併用でクロスを高めに設定すると収まりやすいです。実測重視の方は独立測定の公開を待つ選択も妥当です。価格が接近しているなら、R1280DBsは同等機能で公称の低域が深く、費用対効果で有利です [3][6]。

参考情報

1. Edifier — 「R1850DB」公式製品ページ/仕様. https://www.edifier.com/global/p/bookshelf-speakers/r1850db （参照日: 2025-09-01）
2. Edifier USA ストア — 「R1850DB Bookshelf Speakers」（価格・保証表記）. https://edifier-online.com/products/edifier-r1850db （参照日: 2025-09-01）
3. Edifier — 「R1280DBs」公式製品ページ/仕様. https://www.edifier.com/global/p/bookshelf-speakers/r1280dbs （参照日: 2025-09-01）
4. Edifier USA ストア — 「R1280DBs Powered Bluetooth Bookshelf Speakers」（価格/仕様）. https://edifier-online.com/products/edifier-r1280dbs （参照日: 2025-09-01）
5. Amazon.co.jp — 「Edifier R1850DB」商品ページ（国内実売例）. https://www.amazon.co.jp/dp/B0D47B8795 （参照日: 2025-09-01）
6. Amazon.co.jp — 「Edifier R1280DBs」商品ページ（国内実売例・最安例）. https://www.amazon.co.jp/dp/B087CP66WB （参照日: 2025-09-01）

(2025.9.2)